2008-01-29

ユーロバブルが起きている!?


世界経済の動向について、驚くべき予測をしている記事を見つけたので紹介します
 
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以下、『World Report』Vol.75(2008年1月15日記事)より引用します

今後、さらに株式市場・不動産市場が暴落しました際には、より悲劇が待ち受けていますが、今、世界の金融市場に恐ろしい事態が静かに進行しつつあるのを殆どの個人・投資家は知りません。
ユーロの暴落です。
今、ユーロは世界中の通貨に対して急騰しており、ドル・円はもとよりイギリスポンドに対しましても急騰しており、今やユーロは世界最強通貨にも見えますが、実際には内部はガタガタでありいつ崩壊してもおかしくはない状態になっているのです。
世界には色々なバブルがあり、不動産バブル(崩壊中)、株式バブル(崩壊中)、中国株バブル(崩壊の入り口に)、原油バブル(崩壊の入り口に)等々の他に最も大きなバブルがユーロなのです。
ドルが駄目だ、円が駄目だ、ポンドが駄目だ、等々という理由で、ユーロに資金が集中してきているものですが今や行き着くところまで来ており、いつ何時崩壊するかも分からないのです。

ユーロに投資をしている投資家からすれば、ユーロほど安全な通貨はないとしていますが、今、スペインで起こっています不動産バブル崩壊でスペインの金融機関の破綻観測が出てきており、またフランスの大手金融機関もサブプライム関連で経営危機に陥っているとも言われており、イタリアではごみ問題で国が分裂するのではないか、とさえ言われるほど暴動等が起こっています。
ヨーロッパの中に矛盾が溜まり続けており、何かの切掛けで暴落することも有り得るのですが、今のユーロ高を仕掛けているのはアメリカとも言われており、ブッシュ政権がユーロ高を演出しているとも言われているのです。
そして、行き着くところまで行かせて矛盾をはらませ、一気に崩壊に持ち込む動きがあるのではないかとされており、今、株式市場・金融市場の混乱も静かなるブッシュショックの一つだという意見も出てきています。

欧州の株式市場や住宅市場を見るかぎり、大きな変動が起きている様子はありません。最近では、サブプライムの影響に加えて、「ドイツの労働コスト上昇、スペインの危うい住宅市場、英国の厳しい信用収縮といった」深刻な問題を抱え、欧州経済は減退を始めているようです(関連記事)。
とすると、「ユーロバブル」はドル凋落を受けた避難先としての“通貨”(限定)バブルだが、中身を伴っていない(実体経済と無関係)。それだけに、いつ弾けてもおかしくない脆弱さを秘めているのではないでしょうか。
為替の動き
 
※写真は、『房総のシエスタ』さんからお借りしました(スペインの住宅バブル)。

List    投稿者 yaga | 2008-01-29 | Posted in 07.新・世界秩序とは?3 Comments » 

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