2011-01-09

ゴールドの真相に迫る19〜副島隆彦の書籍より

以下の3回を通じて、表の情報では出てこない、金(ゴールド)の闇に当たる領域を調べ、「天皇の金塊」「日華の金塊」について紹介した。
・ゴールドの真相に迫る16〜「天皇の金塊」とは?(1)
・ゴールドの真相に迫る17〜「天皇の金塊」とは?(2)
・ゴールドの真相に迫る18〜「狙われた日華の金塊」とは?
 
高橋五郎著「天皇の金塊」によると、隠された金塊はロイヤルファミリー(イギリス王朝)のものであり、それらはすべて国際金融資本家らが金をかき集めている
原田武夫著「日華の金塊」によると、隠された金塊は日本と中国のものであり、それを破産寸前のアメリカが共倒れを画策し、金塊を狙っている
とされていることが分かった。
 

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引き続き書籍を元に世界の支配階級たちによる金(ゴールド)を巡っての企てを明らかにしていきたい。
今回は、副島隆彦「新たなる金融危機に向かう世界」「日米地獄へ道連れ経済」より、直近の金(ゴールド)の動きとその狙い、誰がどのくらい保有しているのか?について紹介したい。
 
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●金(ゴールド)は、50万トンの保有量がある
副島氏によれば、金の地上在庫は、本当はたったの16万トン(公表値)ではなく、このほかに、スイスに10万トン、イギリスに10万トン、バチカン市国(ローマ法王居住地)に10万トンの30万トン。合計で46万トン(1600兆円)ある、と推定している。
 
①イギリス
1931年に「ポンドと金の兌換の停止」を宣言した時に、イギリス帝国は覇権国の地位から転落した。その後、アメリカにその地位を明け渡してポンドは基軸通貨で無くなった。
しかし、ナポレオンとの戦いに勝利し、世界覇権国のイギリスは1901年に金(ゴールド)によって自国通貨(ポンド)の価値を裏付ける金本位制を確立してから、現在に至るまでイギリス中央銀行はかなりの金塊を保有し、秘かに金の備蓄量を積み上げてきた。
その隠し金はおそらく10万トンを超えている。これが“女王陛下の金塊”である。

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ポンド

②スイス
1931年までは、世界は金本位制だったのだから、金の保有量を世界のGDPベースでの比率で見ると、当然にそれぞれの国の金保有が推量できる。「スイスは人口700万人の小国だが、“ヨーロッパ一の金融国家”であり、10万トンの金を隠し持っている。だから今も「準金本位制」を続けている。
もしスイス・フランを廃止してユーロ圏に加盟すると、経済規模に合わせて、保有金を調整しなければならなくなる。秘かに積み上げてきた金による信用を守るためにユーロにするわけにはいかないのである。
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スイス・フラン

③バチカン
バチカン市国(ローマ・カトリック教会の総本山。面積は0.4平方キロ)に10万トンぐらいが隠されている。バチカンの金の中には、日本の天皇家の金塊も含まれている。
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バチカン地図

副島氏は、スイス、イギリスが金を隠し持っている根拠として、自国の通貨の使用を貫き通していることを挙げている。
イギリスはユーロ導入国に加盟せず、ポンドを守ろうとするのは、それは、隠された金の準備に裏づけされたポンドの信用があるからだ。それからスイスのスイス・フラン通貨が、どうしてもユーロ導入国に参加しない本当の秘密は、金の地金を大量に隠し持っているからだ。
ローマ・カトリックの中心であるバチカンも同様に、権力に比例して大量の金を隠し持っていると考えられる。

 
 
●直近の金の動向と、アメリカによる金暴落の狙い
98年に金価格は底値(865円/g)を記録して以降、特に03年から金価格は上昇トレンドに入り、史上最高値を今も更新しつつある。そしてついに3681円/gにまで上昇した(2010年11月25日)。副島氏は、今後動きはこの後もしばらく続くだろうと読んでいる。
1979〜2010年の金価格の推移 こちらより

この金価格上昇している背景には、財政不安によって通貨の信認が低下し、金などの現物買いが加速しているからだ。
 
そこで、アメリカは金の暴落を仕掛けてくる。なぜなら今の状態の金の上昇は、そのまま米ドルの信用低下を意味するからである。アメリカは、政府(財務省とFRB)が、自ら主体、主力となって、金を大きく売り崩す企みを実行するだろう。民間の大銀行も動員して、示し合わせてレバレッジ(投資倍率)を400倍などかけて、金の先物やスワップ市場などで、巨大な売りを仕掛けることがありうる。
そうやって、最後の力をふり絞ってドルを防衛し、ドルの崩壊を阻止するために金に襲いかかってくる。
 
 
●今後の世界の動向と覇権は?
とは言え、アメリカ政府(財務省とFRB)は、必死のドル防衛のために金融緩和をジャブジャブとやっている。内実(実体)のない過剰なドル資産を投入することで、本心ではドル安政策をやっている。
この、①ドル、②株価、③債権(国債)の3つともが暴落すると、アメリカの信用は地に堕ちる。
 
このあと世界の中心は徐々にユーラシア(ユーロとアジア)大陸のど真ん中に移ってゆくだろう。BRICsと言われる新興4大国家が連携しあいながら、戦争の危機を上手に回避しつつ、これからの世界を主導していく、と副島氏は見ている。
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BRICSの予測GDP

 
 
上記、副島氏の言うように、ユーロ暴落、金(ゴールド)の暴落、ドルの暴落が起こったとき、ドル基軸通貨体制に代わる通貨(紙幣)体制は生まれるのか?
生まれるとするとどのような過程を踏み、その体制と金(ゴールド)の関係はどうなるのか?
 
次回、鬼塚英明著「金は暴落する!2011年の衝撃」より、闇の金の所有、動向を押さえた上で、金(ゴールド)の歴史、書籍をまとめ、いよいよ金(ゴールド)の所在と支配勢力による画策を明らかにしていきたい。

List    投稿者 hasihir | 2011-01-09 | Posted in 08.金融資本家の戦略2 Comments » 

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コメント2件

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