ブログ『(新)日本の黒い霧』の紹介−(13)それは新たな日米戦争の勃発だった
ブログ『日本の黒い霧』を紹介する第13回。
◆過去の記事
第1回 (1)戦争の実像
第2回 (2)圧力隔壁説も自衛隊撃墜説も真実ではない
第3回 (3)墜落を知りながら意図的に発表を遅らせた米軍・自衛隊
第4回 (4)「事故直後に墜落機を発見」アントヌッチ証言の真偽は?
第5回 (5)墜落現場周辺で発見された驚愕の物的証拠とは?
第6回 (6)救助開始前に現場に現れた謎の部隊
第7回 (7)日航機事故生存者の命を奪った集団の正体とは?
第8回 (8)JAL123便が運んでいた積荷の正体とは?
第9回 (9)日本は事実上の核保有国?
第10回(10)御巣鷹山に潜む国営テロ集団の秘密基地とは?
第11回(11)日本を代表する企業の工場群と基地が一体化?
第12回(12)なぜ墜落現場にVXガスがあったのか?
VXガスが使用された痕跡、123便を撃ち落したと思われる黒い戦闘機の正体を示す破片、JAL123便墜落事故が「軍事物資を輸送していた123便を巡る、日米ソの軍事衝突」であった疑いが濃厚になる中、ブログ管理人が次に提示した物証は・・・
いつも応援ありがとうございます。
以下、(新)日本の黒い霧 JAL123便墜落事故−真相を追う−そしてミサイルは発射された(12)より引用します(赤字は引用者による)。
〜前略〜
1985年8月12日、大阪伊丹空港行、日本航空123便を撃墜させた原因について考察する「そしてミサイルは発射された」シリーズの続編です。このブログを初めて読まれた方は、「ミサイル説って本当なの?」と思うかもしれません。本ブログにおいては、現場で採取した数多くの物証を示すことで、ミサイル発射の有無の議論は既に終了しており、今や、どの軍事勢力がどのミサイルで同機を撃墜したのかに論点が移っています。
ちょっと着いていけないと思われる方は、まず「そしてミサイルは発射された」シリーズ、および「オバマ大統領訪日によせて」をお読みください。できれば、全記事を読んでいただくとありがたいです。日航機事故の全容を簡単に説明すれば、「軍事物資を輸送していた123便を巡る、日米ソの軍事衝突」となります。こんなのでいいのか!?と思うくらい、事の表層については明瞭なのです。この’事故’、というより’事変’のもう一つ重要な側面は、日本国政府(あるいは裏政府・軍産複合体)がとった以下の行動です。
・多くの生存者を見殺し、惨殺、あるいは拉致連行したこと
・虚偽の事故報告を行い、全国民を欺いたこと
以上は、犠牲者及びそのご家族だけでなく、政府を信任する全ての日本国民に対する重大な裏切り行為です。政府がとったこの歴史的とも言える背信行為に対して、私たち国民は次の点を明らかにしなければなりません
・日航機に積載した軍事物資(BF4=毒ガス原料・核弾頭)の行き先・輸送目的
・なぜ民間機で軍事物資を輸送したのか
・なぜ生存者を殺害してまで秘密を守ろうとしたのか
・官庁・大学・マスコミをねじ伏せた権力の正体は何か(裏政府、軍産複合体?)
・なぜ米国政府、ソ連(現ロシア)政府はこの件で沈黙しているのか
この他、S氏や私の取材を執拗に妨害し、時に殺害行為を仕掛けてくる国営テロ集団(国賊)と上記権力機構との関連、彼らの関与が強く疑われる、一連のオウム事件、グリコ・森永事件、また古くは三鷹事件、下山事件、松川事件など日本の怪事件(*1)とこれら権力機構の関連についても、日航機事故の真相解明を機に、国民に広く真実が知らされるべきです。
[*1]日本の怪事件:これを言い出すと、「福知山線脱線事故」、「神戸連続児童殺傷事件」、「和歌山毒物カレー事件」など、キリがありません。関連があるにせよ、ないにせよ、これら疑わしい事件については再検証するくらいの取り組みが求められます。
■現場に散乱する核弾頭
まず、現場で発見された機体破片から、これまで国際軍事評論家のB氏が判定した機体のリストを以下に提示します。
・RC-130
・RC-135
・F-106(黒い機体)
・F-117
・CH-46
・UH-1H
・F-4EJ
・Mig-25
・その他判定不明の航空機、戦闘機類(複数)
以上が発見されたことから、この地(御巣鷹の尾根一帯)でたいへんな空中戦、地上戦が勃発しただろうことは以前お伝えした通りです。B氏はこれにさらに分析を加えます。
(1)「これを戦術作戦として考えれば、ヘリに関しては1機、2機というレベルではないでしょう。人員を乗せたヘリが何機もここに飛来し、撃ち落とされているはずです。私の見立てでは、軍機乗員、米海兵隊、陸上自衛隊の地上部隊を含めて、少なくとも500人以上がここで死んでいるはずです。」
(2)「日本は非核三原則(*2)を掲げる国ですから、表向きは、米軍機、自衛隊機共に核兵器は搭載してないはずです。しかし、そんなのは建前であって、米軍が日常核兵器を搭載しているのはもはや公然の秘密です。しかも、この件に関しては自衛隊の核武装すら疑われている。実際に核が使われていないとしても、これだけの軍機が落ちていれば、核ミサイル・核爆弾が数個〜10数個程度は現場にゴロゴロと転がっているとみなければなりません。」
B氏の分析(1)によると、民間犠牲者の他に、500名程度の兵士がここで命を落としているだろうとのことです。戦乱に関わった軍人と、民間機の犠牲者を一緒にしてはいけませんが、もしもB氏の見立て通りだとすると、この地で1000人以上の命が失われたということになります。以前の記事で、昇魂の碑の前で悲痛な表情を浮かべる白人男性についてお伝えしたことがありましたが、このお方の表情の意味は、果たしてここで失われた兵士のためのものだったのでしょうか。
人の死を悼むのは当然の感情ですが、(2)の核兵器に関する情報はいただけません。下手をすると、現在に至るまで人を死に追いやる危険な状況が残されていることを暗示しています。そして、B氏の指摘を待つまでもなく、現場調査を始めてから既に5年の年月を費やしたS氏が、既にその断片に遭遇していたのです。
[*2]非核三原則:折りしも、佐藤栄作元首相(ノーベル平和賞受賞)と米国との密約が今になって騒がれています。しかし、国民の誰しもが米軍が「核を持ち込んでない」とは思っていないでしょう。それどころか、旧「動燃」で国産核弾頭を密かに製造していたことの方がはるかに問題です。もういいかげん嘘(うそ)はやめにして、国民の前でに正々堂々と是非を問うべきです。
■S氏が目撃した「核」の断片
昨年(2009年)、私がS氏と知り合って間もない頃、現地に落ちていたものについて、彼にこんなことを質問されました。
「各々1cm 径くらいの、6角形のハニカム構造体なんですが、この構造の中に黄色い固形物が充填されている。固形物はまるでモルタルのような薄い黄色でザラザラした表面をしていました。何か核関係のものじゃないかと思うのですが。というのも、これが落ちている付近にいるとクラクラして、動けなることがあるんです。本当に、今日はもう下山できないんじゃないかと思うくらいです。また、その辺りには死んだ動物の骨も多いし。それから、ここに入った後、傷の治りがすごく悪いんですよ。これ(写真1)は切ってから3週間経過した傷なんですが、カサブタがなかなかできないんです。」
写真1:3週間経ってもカサブタができない傷跡
最初にこれを尋ねられた時、わたしもさっぱり分からなかったのですが、その後、S氏が同現場近くで撮った一枚の写真(写真2)をB氏に鑑定してもらった時、それが何か判明したのです。以下その時の様子を会話形式でお知らせします。
——————————- (ここから) ———————————–
管理者:S氏が撮った以下の写真、何だと思われますか?まるでレンガの破片のようですが。
写真2:レンガ状の物質
B氏:これは、アレだな。俗に言うイエローケーキというやつですよ。
管理者:すみません、不勉強でよくわからないのですが。
B氏:ウランを精錬して濃度をあげたものです。
管理者:ええっ、でも、黄色じゃないですよね。
B氏:核兵器に使用される軍用のイエローケーキは錬度が高く、レンガ色をしています。
管理者:それじゃあ、核兵器に関連する何かであると。そういえば、S氏によるとこの写真を撮った近くで、ハニカム状の・・(説明略、上記をご参照ください)・・があると言ってましたが、何か思い当たりますか?
B氏:核兵器に関連するとなれば、爆縮レンズの構造そのものですね。充填されているのが核爆薬になります。
管理者:核爆薬、それはもしかして、プルトニウム・・・
B氏:基本的にそうです。ただし、詳細な爆薬原料の組成や爆縮レンズの構造は、各国における最重要軍事機密扱いとなります。
——————————- (ここまで) ———————————–
この後すぐにS氏に電話を入れ、「絶対に触るな!絶対に持ち帰るな!」と伝えたのは言うまでもありません。また、写真1の傷の状態についても、知り合いの医療専門家に尋ねてみたところ、「血中のフィブリンが減少している、典型的な放射線症の一つですね」と回答をいただきました。
■核ミサイルの弾頭構造
以下の図1は、B氏のガイダンスを受けて作成した、核ミサイル弾頭の概略図です。レンガ状のウランは弾殻を構成します。ハニカム構造の核弾薬については、S氏が見つけた後、直ぐに回収されてしまったということで写真がありません。よって想像図でのご紹介になります。これに関しては写真が撮れなくて残念というより、回収していった方のお命が気がかりです。はっきりと形になったものはあらかた回収されてしまったのかもしれませんが、その時の破断状態について聞く限り、粉々になった断片がその周囲に飛散しているのはほぼ間違いありません。S氏によると、このような立ちくらみを覚えるスポットが、事故現場付近に数箇所あるとのこと。なお、写真3は、放射線によりデジタルカメラのCCDセルが励起し、青い発光が表れたと思われる写真です(断定するにはもう少し追試が必要です)。やはり、この危険スポット近くで撮られたものです。
図1:核ミサイルの弾頭構造 概略図
写真3:放射線により青い発光が写り込む?(赤丸部分)
■回収された核弾頭の行方
核爆発があった場合、上記のような断片は燃焼し残りませんから、これらの断片を以って事故当日に核攻撃がなされたとは断定できません。しかし、少なくとも不発核弾頭がゴロゴロしているというB氏の予想は間違いなかったようです。前述したように、形が残った断片については回収部隊によってかなり運び出されてしまったようです。また、我々の方も危険がいっぱいの核物質を積極的に探し出そうとは思っていません。しかし、これについては「目に見えないから、運び出されたから、もう見つかりません」で済むような甘い問題ではありません。微細な断片は確実に現場に残留しているだろうし、回収された断片、あるいは丸のママの核弾頭についても、どのように処理されたのか不明です。
核弾頭の回収処理についてB氏は次のように語ります。
「世界中で確かな核兵器処理技術と専属チームを持っているのは、米国軍とフランス軍くらいのものでしょう。日本では政府系の原子力機関がそれに該当することになりますが、ノウハウと言う点ではとても及ぶものではありません。事実上、米軍、フランス軍に依頼するしか核兵器の処理はできないはずです。」
B氏の発言が真実だとすれば、回収された核弾頭は密かにどこかに集められ、そのまま放置されているということになります。それが、国内なのか、国外なのかわかりません。あるいはこっそりと、米国、フランスに話をつけているのかもしれません。いずれにせよ、回収した核弾頭がどのように処理されたのか、あるいは未処理なのか、それをはっきりさせないうちは、この日本で安心して夜を迎えることはできません。日航機事故の真相解明が叶った暁には、これら核弾頭の行く末についても必ずや明らかにされなくてはなりません。
■尾根に残る放射能
次に、参考までに今回の記事に関連する映像を公開します。写真4は事故現場へ登山者、森林整備の職員を装いやってくる一団が、破片回収をしながら時折口に入れる錠剤の包装です。これだけでは薬の種類まで判別できませんが、この集団全員がこれを携行し常飲していることから、おそらく放射線症対策のヨウ素剤であると推定されます。
写真4:回収部隊が現地に残していった錠剤の包装
動画1は、S氏が今年の2月、現場の尾根で破片の調査に入った時のものです。拾っている物だけではなく、S氏の手に注目してください。手の甲から腕にかけて紫色の発疹が浮かび上っています。説明するまでもなく、急性放射線症の症状です。本人いわく、立ち寄る場所によってはこの症状が現れるそうで、現場から何日か離れていれば腫れは引くそうです。
http://www.youtube.com/watch?v=B9sTUaQ29AA
動画1:現場調査中のS氏、手の紫色の発疹に注意
この他に、「闇夜に蠢く物(4)」でご証言いただいたM氏は、2000年頃より肺癌を発病。数年に渡る治療の甲斐あり、現在は健康を取り戻しております。事故当日に現場へ入ったことが発病の原因とは断定できませんが、疑いは残ります。M氏自身の証言[17]に注目してください。
「山で遭難して遺体になると、狐や狸など、山の動物にひどく食い荒らされるのですが、現場で見た遺体には、奴らが手をつけた痕跡がまるでない、それは山を知る者としてはたいへん不思議な事です。」
一般に、野生の生き物は電磁波や放射線に対して敏感だと言われます。そこまで言わずとも、粉々になった不発核弾頭、風に巻き上げられた放射性物質がその時現場に漂っていたとしたら、残酷な殺戮行為を働いた軍関係者はもちろん、後から現場に駆けつけた、救助関係者、報道関係者、遺族関係者の全員が、もしかしたら被爆していた可能性があります。事故発生からの一定期間内に現場に入った全ての人員の健康状態について、追跡調査を行うこと、日航機事故の真相究明とはそこまでやり通さなければ終わりにできない、日本国民が背負った大きな負の遺産なのです。
S氏についても、現場調査に行くのはそろそろストップさせなくてはなりません。と言うのも、先ほどの医療専門家に血液検査をしてもらったところ、「かなり放射線の影響を受けているようだ。このまま放っておけば確実に癌になるだろう」と宣告されているからです。現在30代前半、事故当時はまだ小学校低学年だったS氏。当時すでに成人だった私や同世代人を差し置いて、真相究明の最大の功労者をこんな形で先に逝かせる訳にはいきません。
最後に、国営テロ集団(国賊)側に付く、自衛官、公安警察官、下請け民間企業の従業員の方々にも呼びかけます。
「あなたたちは、権力者のモルモットにされているだけなのです。早くそれに気が付いて、神から授かった命を世のため人のために役立ててください。」
* * *
123便の墜落原因の解明、および事故調査報告書・ボイスレコーダー・フライトレコーダーの虚偽性の解明については、その作業がそろそろ終盤に差しかかってきました。この先、このブログが取り組むべき大きなテーマは、知られざる日本国政府の正体に移っていきます。戦後65年、この国が本当に、私たちが自ら選んだ国会議員とその政府によって運営される民主主義体制の下にあったのか、あるいは、黒い霧の中に潜む、一部の権力者の掌中で動かされていただけなのか、日航機犠牲者の無念に応えるためにも、それについて今こそ明らかにしなくてはなりません。
その後もブログ管理人は調査を続け、事故当日、御巣鷹山の上空1万mを、米国政府の国家的戦略判断によって出動する戦略偵察機U−2(通称ドラゴンレディ)が飛んでいたらしいことを示し、この事件が突発的な軍事衝突ではなく、日米関係史の再考が必要な闇の歴史の一端であると考えます。
私は、「この時以来、日米は戦争状況に陥ったのだ」と理解しています。つまり少なくともこの25年間の「日米同盟」は幻想であったということです。日米関係については、別のシリーズで詳しく論考する予定ですが、「戦争状況」を示す具体例として、1985年9月、日航機事故の1ヶ月後に電撃的に成立するプラザ合意を思い出していただくとわかりやすいかと思います。前にも書いたかも知れませんが、同じような合意は同年1月に取り決められたのに、ほとんど効果はなかった。それなのに、急に開催が決まった9月の合意では、あっという間にその成果が結果になって現れ始める。日本の民間資本が一斉に動いたからです。
その後、「Japan As No.1」呼ばれた日本の経済は
急激な円高 >(人工)バブル崩壊 >日米構造協議 >失われた10年 >郵政民営化
と、米国に主導されながら巨大な財政赤字を抱える、経済衰退国に変わっていくのです。
戦争とは「軍事」だけではない。1985年当時、世界No1の経済力を付けた日本。核兵器開発など、日本の軍事的暴走の源泉をその「経済力」と判断したのならば、「経済力」を根こそぎ叩き潰すというのも、米国の大きな国家戦略であったとは考えられないでしょうか?
『JAL123便墜落事故−真相を追う−そしてミサイルは発射された(13)』より
そして、この“新たな日米戦争”の勃発を巡り、(1) 国民に隠れて軍事的暴走を主導したグループとは何か? (2) 国民に隠れて米国と経済取引(手打ち)したグループとは何か? 第二次大戦以来、裏の戦後史で暗躍してきた日本の闇勢力の正体に迫っていきます。
(つづく)
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コメント7件
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二階堂 新 | 2012.10.21 20:20
動画と文章で、要点をよくまとめた名ブログですね。
1992年の「服部剛丈君事件」を契機に、私は1年半
の米大学留学の体験を基に、「アメリカ・アメリカ」二階堂 新を書き上げ発表しました。
ここには、マイケル・ムーアも指摘した銃社会の闇とアメリカの狂気があります。私は、これからも書き続けます。