2015-02-24

プーチンと金貸しとの戦い(6) 金貸しの戦略① ロスチャVSロック

<藤井昇氏の研究に基づいて作成された表(二大陣営)>

<藤井昇氏の研究に基づいて作成された表(二大陣営)>

金貸しと言っても決して一枚岩ではなく、金貸しどうしで、ロスチャイルドとロックフェラーが激しく戦ってきました。

ウィーン会議からソ連崩壊に至る歴史的考察をロスチャイルドVSとロックフェラーという視点で掘り下げ、ロスチャイルドとロックフェラーの戦いがどうなっているかの分析をします。

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●米ソの対立構造をつくってきたのはロックフェラー?

歴史的考察①ウィーン会議>、<歴史的考察②アメリカ南北戦争>、<歴史的考察③ロシア革命>で見てきたように、ロスチャイルドは、中央銀行制度を通じて、ロシア、アメリカ両国を支配してきました。

但し、ロシア革命の背後を詳しく見ていくと、ロックフェラーが裏で支援しています。そして、その後ロックフェラーは米ソ冷戦構造をつくりだすことで儲けてきました。

>ロシア革命は、脚本・企画:ロスチャイルド、協賛:ロックフェラー、主演:レーニン、トロッキーといった表現がふさわしいだろう。
ロスチャイルドメモ③:ロシア革命とソ連支援より引用>

>27年、ソ連共産党の秘密の相棒、ニューヨークのスタンダード石油(ロックフェラー)は、ロシアに石油精製施設を建てた。この施設はソビエト経済を回復させるのに測り知れない貢献した。
ロックフェラーと共産主義の関係(1) ロシア革命の裏側より引用>

>アメリカにとってかつてのソビエト(共産主義国)は、仮想敵国であって、実際の敵国ではなく、アメリカの、否、ロックフェラーの経済発展のために作られた国であったと言えるのではないだろうか?
共産主義国は、ロックフェラーによって創り出されたより引用>

 

●ロックフェラーはロスチャイルドの下っ端だった

ロックフェラーは、第一次世界大戦、第二次世界大戦を通じて、石油産業、軍需産業を中心として拡大してきた新興財閥です。そして、イギリス→アメリカへの覇権交代に伴って、ロスチャイルドと拮抗するような力をつけて行きました。
ロックフェラーメモ①1859~1914:石油産業独占→アメリカ支配へ参照>
ロックフェラーメモ②1919~1944年:世界運営に乗り出す、イギリス→アメリカへの覇権交代期参照>
「ロックフェラー 対 ロスチャイルド」説の研究参照>

しかし、歴史的に見ると、ロスチャイルドは欧州貴族の下っ端で、ロックフェラーはそのロスチャイルドの下っ端だったというように見られています。

世界の支配者その1:歴史の表舞台に出てくる者達は「常に、下っ端」~資金はロスチャイルド一族・傭兵はサヴォイ一族・スパイ活動はタクシス一族。参照>

>ロックフェラーはロスチャイルドの下っ端であるという明確な事実がある。
>大きくみれば、左右の対立を演出して、両方から利益を挙げようとするのが「金貸し」の本領である。ロスチャイルドはこの金貸しの王道を踏み外すことはない。しかし、金貸しというにはロックフェラーは軍産複合体に深入りしすぎてしまった。
ロックフェラーと共産主義1より引用>

 

●ロシア支配を裏で主導してきたのはロスチャイルド

話を総合すると、ウィーン会議~ロシア革命に至るロシア支配は、ロスチャイルドが仕掛けたものだったが、後から新興財閥のロックフェラーが相乗りをして米ソ冷戦構造をつくった。その後、米国覇権の衰退→米ソ冷戦構造の終焉に伴って、ソ連は使い捨てにされ、ロックフェラーは没落して行ったという流れにあるようです。

そのように見てくると、近代以降、国家に金を貸し、裏で支配してきた中心勢力はロスチャイルドであったと見ることができますし、大きくは、戦後の米ソ冷戦構造も、ロスチャイルドの手の内にあったと見るべきでしょう。

次回は、ロスチャイルドの戦略に焦点を当て、ロシアを裏で支配してきたロスチャイルドが今何を考えているのか?を読み解いて行きます。

List    投稿者 yukitake | 2015-02-24 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

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