2015-10-24

最大の問題は米財政危機、中国が米国債を売るリスク

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中国バブル崩壊が世界経済に及ぼす影響について、最大の経済大国である米国の財政事情について見てみます。

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●世界最悪の米国の財政事情

世界経済の最大の問題は、米国の財政持続性だと思います。
>米国の問題点をカモフラージュし、市場を欺き、ドルを延命させるために、ユダヤ資本家とその愉快な仲間である金融関係者、マスメディア、御用学者らは、次々と他国の問題点をクローズアップしてきました。しかし、アメリカの財政に持続性がないことは明白です

>米国の政府債務残高対GDP比は110%で、イタリアの117%、ギリシャ170%、日本の230%を下回ります。
>しかし、財政ギャップという指標でみれば違ってきます。
財政ギャップとは、国債などの元利償還、社会保障費・軍事費などの支払いのために、毎年、追加が必要な税金額の対GDP比率です。

>欧州全体の平均は2.4%です。
>これに対して、米国は10.5%です。日本も、中央・地方政府ベースで10.1%、一般政府ベースで15.0%と財政の持続可能性に赤信号が点灯しています。
リンク>より引用

 

●中国が米国債を売り始めた

では、誰が米国の財政ギャップを埋めているのでしょうか?従来、中国と日本が、財政ギャップを埋めるべく、米国債を買っていましたが、中国は気になる動きをしています。

>アメリカ国債にちょっとした異変が起こっている。
中国が、アメリカ国債では最大の買い手として君臨していたが、その座から降りた。日本が再び買い手としてトップになった。
>日本のアメリカ国債保有額は1兆2244億ドル、中国のそれは1兆2237億ドル――。ほんのわずかだが、日本が中国をアメリカ国債の保有額で抜いた。
>アメリカは、安全保障面で危機に直面したら、大統領が保有国のアメリカ国債を無効にできる――。一種の部分的な「デフォルト(債務不履行)」だが、その事態を中国が嫌って、アメリカ国債を売っているという推測である。
リンク>より引用

 

上記引用記事を基に、中国バブル崩壊による米国財政への影響を予測すると、中国の米国債売りによって、米国債暴落→米ドル暴落となるリスクが高まっていると予想されます。リーマンショックの後、中国は米国債の最大の買い手として台頭し、米国からの経済制裁などに備えてベルギーの口座を利用して米国債を買ったりしていましたが、ここへ来て、中国が買い手から売り手に変わったことは大きな転換点です。

今年に入って、中国は部分的な米国債デフォルトのリスクを嫌って売りに転じたということですが、おそらく、中国バブルの崩壊→元安→資金の海外流出に歯止めをかける必要から、中国当局が背に腹を変えられず、ドル売り・元買いを進めることになると、米国債は大量に売られることになります。そうなると、財政ギャップの大きい米国財政は破綻し、米国債が全面的にデフォルトされることが現実のものとなるでしょう。

List    投稿者 yukitake | 2015-10-24 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

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