米国は、すごい科学大国
国内総生産(GDP)の順位は、米国、日本、ドイツ。ではGDPに対する学校教育費の割合は、米国7.3%、ドイツ5.3%、日本4.3%。この巨額な教育費の中で、「上級学位」の修士及び博士等の上級研究学位取得プログラムにかける一人当たりの学校教育費は、22,234ドルであり、日本11,164ドル、ドイツ10,504ドルの2倍になっている。
国内総生産に対する学校教育費の割合
在学者一人当たりの学校教育費
教育費の成果を見るのに、自然科学部門のノーベル賞の国別受賞者で比べると、1990〜1999年(10年間)で米国は39名、ドイツ4名、日本0名となっており、その教育投資は成果に結びついていることになる。
国別のノーベル賞
世界の統計でみる米国は経済大国であると同時に、教育文化の領域で見ても、すごい科学大国といえる。この10年の39名のノーベル賞受賞者の中にドイツ、イギリス、中国、ハンガリーが出生国である受賞者がみられる。米国は豊富な教育費をもとに、自然科学の分野においても人的輸入国と言える。
アメリカのノーベル賞受賞者の出生国
たとえば、国別の受賞者を見ていると、中国、台湾、パキスタンなどアジアの科学者は米国で研修し、ノベール賞受賞後は、皆、米国に帰化している。
アジア人のノーベル賞受賞者
少し米国の実相がわかったらクリックを
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コメント6件
gokuu | 2007.01.14 17:59
私も同感です。
で、調べてみると数は少ない(しかし大規模な工事が多いんです)。
随分前(平成5年竣工)になりますが、関西国際空港はレンゾ・ピアノ(イタリア)と言う建築家が設計し、建設工事にも海外建設会社が2社加わっています。
その他、
名古屋空港新国際線旅客ターミナルビル建設工事(米国)
福岡空港(西側)国際線旅客ターミナルビル新築工事(米国)
新潟県総合スタジアム(第三工区)建築工事(韓国)
(以上:http://www.jiti.co.jp/graph/kikou/5mori/5mori.htm)
因みに、新潟総合スタジアムは日韓共催のワールドカップ時のものです。
その他はやっぱり米国が多いようです。
どうも、圧力を受けて頑張っている物の政府の成果が上がっていないといったところでしょうか?
TK | 2007.01.15 10:31
教えてくれてありがとうございます。
皆無というわけではないのですね。
AirportやWCのスタジアムなど、海外にアピール度の高い工事に外国企業を参入させ、開放されていることを強調しているようですね。
>どうも、圧力を受けて頑張っている物の
>政府の成果が上がっていないといった
>ところでしょうか
外圧から政府が参入を許したが、官僚機構とゼネコン業界が一体となって抵抗して国の方針を骨抜きにした効果があがっているのではないか、と創造します。
にほん民族解放戦線^o^ | 2007.01.17 1:08
2006年の「年次要望書」に注意!談合の過剰摘発もアメリカの意図か?
『安倍晋三さんを支える会』の会長として自民総裁選をがんばってきて、その報酬人事で晴れて初入閣した佐田玄一郎行革担当相が辞任することになった。
http:…
off-white hermes bags | 2014.02.01 10:45
hermes bags kelly price 金貸しは、国家を相手に金を貸す | 日本の建設市場もかなりヤバイ
wholesale bags | 2014.02.09 21:04
金貸しは、国家を相手に金を貸す | 日本の建設市場もかなりヤバイ
実際にアメリカ企業が受注した工事ってどこにあるんでしょうか?
街中で外国のゼネコンが工事をしているのを見たことがないんですが・・・。
単に知らないだけか?