2018-08-10

トランプ大統領のロシア疑惑、捜査終結せず、いらだつトランプ大統領。

 

 

President Trump And President Putin Hold A Joint Press Conference After Summit前回は、モラー特別補佐官がトランプ大統領を起訴しないと弁護団に伝えていた事を紹介しましたが、その後も捜査は続いており、トランプ大統領もいらだっているようです。前回5月17日 の投稿「トランプ大統領のロシア疑惑、FBIは不起訴を決定?議会での弾劾裁判も無罪の可能性が高い。」以降の動向を調べてみました。

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5月21日には、トランプ氏の弁護士であるジュリアーニ元ニューヨーク市長が、モラー氏から9月1日までに捜査を終結させる予定と伝えられたと言う報道はありましたが、その後、それを裏付けるような報道はありません。

その後も、モラー特別補佐官側の動きとして、6月16日にトランプ陣営の元選対本部長マナフォート被告の保釈を取り消したり、7月14日にロシア情報機関当局者12人を起訴したり、一方でトランプ大統領は7月18日に、ロシアによる選挙干渉断定した米情報機関の結論を「受け入れる」と発言した、などの動きはありますが、トランプ大統領がロシアの選挙妨害に関与した証拠はまだ一切出て来ていないようです。

トランプ大統領は随分攻撃されましたが、何とか切り抜ける可能性が高そうです。

■トランプ氏、司法省に「スパイ行為」調査求める 大統領選陣営へのFBI接触で2018月5年21日

トランプ大統領は20日、ツイッターで「FBIと司法省が政治目的でトランプ陣営に潜入、監視させていたかどうか調べるよう同省に求める」と述べた。米紙ウォールストリート・ジャーナルは同日、司法省の監察官が調査を開始すると伝えた。トランプ氏はオバマ前政権や民主党候補だったクリントン元国務長官の陣営がスパイ行為に関わったと疑っており、ツイッターで「オバマ政権内部の人物が(トランプ陣営の調査を)要求したかどうか」も司法省に調べさせる考えを示した。21日に正式に要請するという。

トランプ氏の弁護士であるジュリアーニ元ニューヨーク市長は20日、米紙ニューヨーク・タイムズに対し、モラー氏から今年9月1日までにトランプ氏の「司法妨害」をめぐる捜査を終結させる予定であると伝えられたことを明らかにした。

■米大統領は自らを恩赦できる? 法曹界も憲法解釈分かれる2018年6月5日

トランプ氏はツイッターで「多くの法学者が述べているように、私には自分自身を恩赦する絶対的な権限がある」と表明。「何も間違ったことをしていないのに、その必要があるだろうか」と恩赦の必要性は生じないとしている。トランプ氏の弁護団メンバーのジュリアーニ元ニューヨーク市長は3日のテレビ番組でトランプ氏は自らを恩赦できるが、弾劾に結びつく可能性があり、「考えにくい」と述べた。

合衆国憲法第2条は大統領が「合衆国に対する犯罪について刑の執行停止または恩赦をする権限を有する」と規定している。大統領が自らを恩赦した例はない。

■トランプ陣営の元選対本部長を勾留 虚偽の証言を要求で2018年6月16

米首都ワシントンの連邦地裁は15日、ロシアの米大統領選干渉疑惑を捜査するモラー特別検察官に起訴されたトランプ陣営の元選対本部長、マナフォート被告の保釈を取り消し、勾留した。自宅軟禁の間、証人に虚偽の証言を求めたとして司法妨害罪で追起訴されたため、保釈取り消しが必要だと判断された。

■ロシア情報機関当局者12人を起訴 当局者の起訴は初2018年7月14日

米大統領選干渉疑惑で、連邦大陪審は13日、2016年の大統領選で民主党候補だったクリントン元国務長官の陣営幹部らのメールをハッキングで不正入手してインターネットで暴露するサイバー攻撃に関わったとして、当時、情報機関のロシア軍参謀本部情報総局(GRU)当局者だった12人を起訴した。同疑惑を調べているモラー特別検察官が捜査していた。これまでに実業家らロシア人13人が起訴されているが、当局者の起訴は初めて。

モラー氏の捜査では、クリントン氏に不利な情報を流してトランプ氏を後押しするロシアの大統領選干渉に、トランプ陣営幹部が関わっていたかが焦点だが、米国人は起訴されなかった。ロシア政府は選挙への干渉を否定している。

■トランプとプーチン、2人は仲良しアピール⇒米・共和党議員「恥ずべきことだ」と失望隠さず2018年07月17日

ロシアゲートをめぐっては、疑惑を捜査しているロバート・モラー特別検察官が13日、民主党候補だったヒラリー・クリントン氏や民主党陣営にハッキング攻撃をしたとしてロシア軍情報当局者12人を起訴した。これについてトランプ氏は会見で「(トランプ陣営は)ロシアと結託していない」と主張。疑惑を全面否定するプーチン氏に寄り添った格好だ。プーチン氏も「魔女狩りだ」として関与を否定した。

身内の共和党からも批判の声が上がった。ジェフ・フレーク上院議員は「アメリカの大統領がロシアの大統領と一緒にステージに立って、ロシアの侵略をアメリカのせいだと責め立てる日が来るなんて、考えもしなかった」とトランプ氏を批判。「恥ずべきことだ」と失望を隠さなかった。

リンゼー・グラム上院議員もトランプ氏を批判。「トランプ氏は、2016年の大統領選への関与でロシアに責任を負わせて、将来の選挙について警告を発する機会を逃した」と批判。「今回の会談でロシアは、トランプ氏の回答をアメリカの弱さだと受け止め、(問題を)解決するどころか、より一層の問題をもたらす」とした。

■トランプ大統領、ロシアによる選挙干渉断定した米情報機関の結論「受け入れる」 非難噴出で発言訂正2018年7月18日

トランプ米大統領は17日、ホワイトハウスで議員団との会合の冒頭にメモを読み上げ、ロシアによる2016年米大統領選への干渉を断定した米情報機関の結論を「受け入れる」と表明した。トランプ氏は「情報機関を全面的に信用し支持している」と述べた上で、今年の中間選挙では「ロシアの介入を阻止するため全力を挙げる」と強調した。

また、16日の記者会見で「ロシアが(選挙干渉を)やったと考える理由が全く分からない」と発言したことについては、「考えない理由が分からない」の言い間違えだったと主張した。

■トランプ氏が露側との面会を事前承認 ロシア疑惑で米CNN報道2018年7月28日

トランプ氏はこれまで、面会について知らされていなかったと主張しており、27日、ツイッターに「私は息子ジュニアの面会を知らなかった。誰かが話をでっち上げようとしているのではないか」と書き、事前承認を重ねて否定した。CNNは複数の関係筋の話として、トランプ氏がジュニア氏からロシア側の申し出を伝えられた場に居合わせたという当時の個人弁護士、マイケル・コーエン氏が、ロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官に説明する予定だと伝えた。

■日本のマスコミが報じないトランプ・ロシア疑惑の真実 ~リベラルたちの“国家犯罪” オバマ・クリントン・ゲート2018年7月29日

現在のアメリカでは、ウォーターゲート事件を上回る、米国憲政史上最大とも思われるスキャンダルが爆発している。ウォーターゲート事件で時のニクソン大統領は辞任に追い込まれた。しかし、この政治スキャンダルで追及されているのはトランプ大統領ではなく、オバマ前大統領やその政権の関係者、そしてヒラリー・クリントン前大統領候補(元国務長官)などのリベラル勢力なのである。

日本ではいまだに、所謂「ロシア・ゲート問題」でトランプ政権が揺さぶられていると思っている人が非常に多い。ところが今やロシア・ゲート問題などは全く存在しないことが誰の目にも明らかになっている。実は今年の2月16日に、モラー特別検察官はロシア人13人とロシア企業3社を詐欺・身分盗用・不正送金などの罪で起訴している。ところがこの折に開かれた記者会見で、モラー特別検察官の捜査を監督する立場にあるロッド・ローゼンスタイン副司法長官が、「ロシアの違法工作はあったが、それに加担したアメリカ国民は一人もいなかった」と明言しているのである。勿論、このアメリカ国民にはトランプ本人や、トランプ陣営の要人も含まれている。

■トランプ氏、捜査の中止要求 司法妨害指摘に報道官「意見述べただけ2018年8月2日

トランプ米大統領は1日、モラー特別検察官によるロシアの米大統領選干渉疑惑の捜査が続いていることに関し、ツイッターに「セッションズ司法長官はこの不正な魔女狩りを今すぐにやめるべきだ」と書いた。大統領が捜査中止を求めることは犯罪行為である「司法妨害」に当たる可能性があり、サンダース大統領報道官は記者会見でトランプ氏が「意見」を述べただけだと強調した。

■トランプ政権高官「ロシアは選挙干渉継続」 安保関連機関が一丸で対処強調2018年8月3日

コーツ氏は、ロシアがサイバー攻撃によって候補者や政府当局者の情報を盗もうとしていると指摘したほか、今回の中間選挙に加え、20年の米大統領選も選挙干渉の脅威にさらされていると懸念を表明した。コーツ氏はまた、トランプ大統領が先月24日のツイッターで「ロシアは民主党を勝たせようと選挙干渉をしてくる」との趣旨の書き込みをしたことに関し、「攻撃は党派の別なく、あらゆる機会を捉えて仕掛けられる」と強調した。

一方、上院の超党派議員らは2日、ロシアによる選挙干渉などに対抗するため、対露制裁を強化する法案を提出した。

■長男のロシア人弁護士との秘密会合、情報獲得が狙い トランプ氏、投稿で認める2018年8月6日

トランプ米大統領は5日、自身のツイッターに、2016年の米大統領選中に長男、ジュニア氏がロシア政府に近いロシア人弁護士と秘密裏に面会したことについて、民主党候補クリントン氏に不利な情報を得ることが目的だったと投稿、「完全に合法」だと主張した。ジュニア氏の行動は、外国政府による選挙支援を禁じた国内法に抵触する可能性がある。トランプ氏が面会を事前に承認していたとの証言があることを念頭に「(面会について)私は知らなかった!」とも述べた。

■トランプ大統領、ロシア疑惑に過敏? 夏休みに議員とゴルフ中も20回言及2018年8月8日

トランプ氏は最近、セッションズ司法長官に対し、疑惑に関するモラー特別検察官の捜査を終結させるよう要求するなど不満を強めている。だが、グラム氏は無理やり捜査終結をさせてしまえば批判報道が集中し、11月の中間選挙で共和党に打撃となるとの考えも示した。

■ウィキリークスのアサンジ氏に証言要請 ロシア疑惑で米議会2018年8月9日

内部告発サイト「ウィキリークス」の創設者ジュリアン・アサンジ氏は10年に米国の秘密外交公電を暴露した責任を追及されるのを恐れ、米国に移送されないよう12年からロンドンのエクアドル大使館に籠城しているが、最近、退去を余儀なくされるとの観測が出ている。ウィキリークス側は「要請について検討している」としながら、応じるには条件が整う必要があると強調した。

List    投稿者 dairinin | 2018-08-10 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

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