【実現塾】やる気を生み出すには?1前半
実現塾「やる気を生み出すには?1」の前半の要約です。
●概要:やる気を生み出すには?
勝ちたい欠乏アンケートから追求が始まった今回。回によっては「社会で勝ちたい」「社会を変えたい」が予想以上に多かったり、「追求したい」が「遊びたい」を上回ったり、子供たちの社会意識が引き出される場となった。
■「勉強で勝ちたい」、本当に可能性を感じている?
昔は、「四当五落」と言って、4時間睡眠でひたすら勉強。今そんな根性ないように、勉強で勝ちたいは本心ではない。
“勉強がおもしろくない”は昔も今も変わらないが、なぜ50年前の生徒はそんなにがんばれた?
私権の獲得:「出世したい」が原動力。
‘70年、日本は豊かさを真っ先に実現し、私権の獲得は全然活力源にならなくなった。
‘90年。バブル崩壊で、豊かさ幻想は完全に消滅。
→私権獲得のエネルギーはほぼゼロに。
現代の子供は何をエンジンにして勉強しているのか?
ー「先生が、親が、言うから」=親の期待
親の時代と現代の子供は、勉強に対する馬力が全然違う。現代の子供は、2000ccの車を走らせのに、たった200cc(オートバイ並み)のエンジンしか持っていない。
だから、スピードが全く出ないし、すぐにエンスト起こす。これが実態!
親は全く知らないから、「勉強せよ」と言う=虐待である。
■なんで親は「勉強しなさい」と言うのか?
明治以降、「勉強したら豊かになれる」「賢くなれる」という意識が染みついている。
◎人々が豊かになった(市場が拡大した)のは、勉強したから、ではない。
(市場拡大の原動力となったのは性的欠乏“いい女を獲得したい、いい男を選びたい”であり、勉強なんて全く関係ない)
◎産業界全体が「大学生は使えない」と判断している。勉強したら豊かになるは全く事実ではない。
■子供たちの「社会を変えたい」の意識はどこから?
自分発(私権第一・私権原理)⇒みんな発(みんな第一・共認原理)に180°世界観が転換!
◎この新しく生まれつつある欠乏こそ、肉体的欠乏!
◎みんな第一になった途端、現代の性の衰弱、肉体破壊…などの危機が、どうする?!という現実的な課題として登場してくる!
◎子供たちの社会意識が高いのは、「革命思考」のあらわれ。これまで日本の歴史にはなかった画期的な現象。
意識は転換しているが、社会の制度は変わっていない。全面思考停止した大人たちが、制度を作って待ち受けている。
私権統合の中核にいる企業が求めているのは、今や、人間力と追求力。しかし、ゾンビ人材ばかり。活力あるだけで勝てる!
◎親の期待ではもはや活力はゼロ。共認原理発の新しいエンジン、馬力を生み出せるかにかかっている。
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