2021-06-22

中国は国策で「海上民兵」で養成して、世界中に違法な遠洋漁船団を派遣している。

尖閣諸島の中国漁船衝突事件を思い出してください。中国漁船が海上保安庁の船に突っ込んできていました。

だれもがあれは民間の漁船ではなく、軍人が民間に成りすましているのだろうと思いました。

しかし、事実はもっと強烈でした。

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中国は何十年も大量の漁民を募り、「後方支援、情報収集、監視、偵察・妨害工作」など軍事訓練や政治教育を行い、巨大な「海上民兵」組織を編成していた

中国の国益促進や南シナ海および東シナ海における中国政府の戦略的目的のために動員、または軍隊と連動して展開する「第3の海上戦力」と呼ばれている。

そして中国は世界最大の遠洋漁船団を組織

中国の漁船団は単なる商業問題ではありません。

彼らは国家指導で戦略的に活動しているのです。

あああ

※)2017年に中国江蘇省東部の連雲港港口から出航した漁船

中国漁船は1600〜3400隻と推定される。が、他国の中国船や中国企業との合弁事業の船などは同統計に入っていない。中国系漁船は10倍程度はいるのではないかという説もある。

北京の権力の投影でもあり、また、戦略的優位性を競う役割も果たしている

莫大な利益に駆られた中国の利益漁船団は、世界最大規模の「遠洋漁船団」を運営し、監督体制が完備していない世界中の海域で違法漁業に従事している。

特大の中国籍トロール船が、特にインド太平洋全域で漁業を展開している。こうしたIUU漁業(違法・無報告・無規制漁業)により、米領サモア、グアム、ハワイの海域といった地域の地元の小規模漁業者の生計と食料安保が脅かされている

漁場環境と地域の住民生活をも脅かしている。

 

 

(詳しくは↓ここ)以下の投稿から引用しました。
中国、「遠洋漁団」による乱獲を容認 漁師を海上民兵に=豪研究所がレポート

中国漁船団の違法・無報告・無規制漁業で、食料安保が脅かされる

by猪飼野

List    投稿者 dairinin | 2021-06-22 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

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