2019-06-18

日本タンカーを攻撃したのは「イランだ」と云うアメリカに、証拠を出しなさいよと日本。

安倍首相がイランの首脳と会談の最中に、オーマン海で日本のタンカーが攻撃を受けた。
即、アメリカは「イランに責任がある」と発信。
日本は、アメリカに「具体的な証拠を提供すように」と発信した。(=追従しなかった!)

犯人は、イラン側の強硬派の可能性もあるが、アメリカの反イラン派である可能性も十分ある。(私個人的には、そうだろうと思っている)
仲介を買って出た日本は、アメリカが「犯人はイランだ」と云っているのを追認せずに、「証拠を出せ」と言い切ったのは正解だ。

イランのマスコミ記事(下記)には、
>日本の外務省関係者が、最近のオマーン湾でのタンカー攻撃は、「アメリカ自身、あるいはイスラエルによるものではないか」と語りました、とある。
イランは、日本はアメリカ側に立っている国じゃないか、と心配していたが、事実を元に中立に仲介している日本の今回の姿勢を見て評価した! という感じに記事です。

■そのイラン記事の表題が 
日本外務省関係者、「タンカーへの攻撃はアメリカとイスラエル関与の可能性」
です。

日本政府は、犯人はトランプの反対派であるネオコンが起こしたことだと推察が付いているのでしょう。安倍首相はトランプにも「証拠を出せ」の発信は同意を得ているだろうから、今回のネオコン叩きにトランプも賛同しているのかもしれない。
オバマは(選挙に勝つために)イランを叩きつつも、ネオコン連中を排除するのに苦心しているのかもしれません。

結果的に今回の事件は、日本政府の中立性をイランに提示した事に成り、日本が得をした。日本がイランの信頼を勝ち得る事に成った事件と云えます。

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PARS TODAYより
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i53826

日本外務省関係者、「タンカーへの攻撃はアメリカとイスラエル関与の可能性」

タンカー
オマーン海で黒煙を上げるタンカー

日本の外務省関係者が、最近のオマーン湾でのタンカー攻撃は、「アメリカ自身、あるいはイスラエルによるものではないか」と語りました。

日本の英字紙ジャパントゥデイの電子版によりますと、ある日本の外務省高官は、「アメリカは、最近のタンカー攻撃で使用された専門知識と技術を理由に、この攻撃をイランによるものとしているが、それは間違っている。なぜならこのようなケースでは、アメリカ自身、あるいはイスラエルもまた攻撃者である可能性が浮上する」と語りました。

この人物は16日日曜、「日本はアメリカに対し、『ホルムズ海峡付近を航行した2隻のタンカーへの攻撃の責任がイランにある』としたアメリカの主張を証明するため、具体的な証拠を提供するよう要請した」と語りました。

ポンペオ米国務長官は、この攻撃の数時間後に「イランにその責任がある」と断定しましたが、証拠の提示はありませんでした。 アメリカ国防総省は後に、日本のタンカー「KOKUKA Courageous」の船体から不発弾を取り除いているように見えるイランの巡視船を映したビデオを公開しました。それにもかかわらず日本の外務省高官は、「日本の政府高官は確信するに至っていない」と述べました。

そして、我々はアメリカの説明では、憶測の域を超えることができなかったとし、「日本は様々なルートを通じ、より具体的な証拠を追求している」と述べました。

安倍首相に近い筋は、「これらは、イランに責任があることを証明する根拠にはならない。アメリカがこの発言をしたにせよ、我々は簡単にそれを信じるとは言えない」としています。

今回の事件は、安倍首相がテヘランでイランの最高指導者ハーメネイー師と会談している最中に起こりました。

(以上引用)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
by 猪飼野

List    投稿者 dairinin | 2019-06-18 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

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