「コロナで常識が変わる」
「コロナで常識が変わる」
今まで既定路線で変わることなど考えてこともなかった「常識」がどんどんと「コロナ」のおかげで(?)変わり始めた。
例えば事例をいくつか挙げてみよう。
◆満員電車で会社に行って仕事しなければならない。
◆子供は、学校に行って、決められてカリキュラム量の勉強しなければならない。
◆会社は収益を上げて成長し、株主に次々と配当を配らなければならない。
◆グローバリズムで人や物が世界中を駆け回る、そんな豊かな社会を目指すべき。
◆入学式、遠足、運動会、文化祭、修学旅行など決められたイベントをこなすのが学校。
などなど
そして色々な事を考えたり行動したりし始める。
・会社はつぶれるリスクがある事。
・会社辞めて田舎に移民してリモートでの仕事をはじめる。
・学歴が役立たないことを感じ始めた。
・学校の授業が役立たないことを親も再認識した。
・大学が役立たない(リモート授業など無意味)を認識した。
・政治家は政策を示せないことが明確になった。
・マスコミはコロナを煽りすぎと強く感じた。
・大衆は簡単にマスコミに騙されることを知った。
・世の中何が起ころかわからない激闘の時代だ。
などなど
結局、「何が起こっても生きていける力」が必要
自分で考えて切り開いていける力、その仲間を統率できる力だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
養老孟司さん「コロナで常識変わる」 自粛などに警鐘<コロナを生きる>
2020年6月9日 東京新聞より
新型コロナウイルスが浮き彫りにした社会の姿について、解剖学者の養老孟司さん(82)が本紙のインタビューにオンラインと電話で答えた。
国が不要不急の外出自粛などを求めた感染拡大防止策を通じて「何が『要』で何が『急』なのか、常識が変わっていくのではないか」と将来を見通し、都市と地方の関係や働き方が見直される契機になると述べた。
養老さんは、二〇〇三年四月に刊行したベストセラー「バカの壁」で、脳内に壁をつくって常識にとらわれ、思考が停止しがちな現代人に警鐘を鳴らした。
インタビューでは、対策のキーワードになった外出や営業の「自粛」について「本来は自分で考えるはずの『自粛』なのに、誰が決めたわけじゃないけれど強制されて、訳の分からないことになった」と指摘。集団の中で思考力が弱まっている現状に、あらためて危機感を示した。
東京などで感染者が相次いだことから、大都市への人口集中を「『進歩』とか『経済効果が高い』とか言ってきたが、逆に危ないことがはっきりした」と批判。
多くの人が同じように通勤し、机を並べて仕事をするという「当たり前とされることが変わればいい」とし、「もう少し人が分散した方がいいという思いを強くした」と話した。
以上引用~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
by 猪飼野
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kanekashi.com/blog/2020/06/7064.html/trackback