電通が初の赤字転落! マスコミを通じて日本支配してきたシステムが終焉を迎えようとしている。
電通はGHQにより日本情報操作の為に育てられた、云わばアメリカによる情報操作スパイの代行会社である事はよく知られている。
広告業で大成して大きく成長してする中で多大な人脈を駆使して新聞、テレビを支配して、政治活動も操作する中で、良い悪いは別として日本社会操作の役割を果たしてきた。
しかし、激しい時代変化、特にIT社会が普及する中で、新聞、テレビさらにそれらを中心としていた広告業が大きな変化が生じた。
そして、電通は絶対たる既存権力にしがみついている内に、その時代潮流から取り残されてしまった。
電通が転げ落ちる象徴と成る初の赤字転落。電通に押さえこまれてきていた人々が、電通批判で一色と成った。
アメリカの日本支配も大骨を失う事に成る。確かに時代は大きく変動しようとしている。
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電通初の赤字転落! 大手各紙は「忖度」なく報道したか? ネット上では「解体すべし」の批判が殺到
J-CAST https://www.j-cast.com/kaisha/2020/02/14379506.html?p=allより
広告最大手の電通グループは2020年2月12日、昨年1年間の業績予想を下方修正し、808億円の赤字になると発表した。電通が赤字に転落するのは2001年に上場して以来、初めてのことだ。
メディア界に巨大な影響力を持つといわれる電通の一大事だ。まさか「忖度」などあり得ないと思うが、主要新聞はどう報じただろうか――。
一方、インターネット上では、
「日本最大のブラック企業は解体すべし」
「マスコミ・広告業界を牛耳ってきたツケがきた」
と批判の声が殺到している。
初めて赤字転落した電通(東京都港区の本社ビル)
■トップの日経、2段の毎日・読売、ベタ記事の朝日・産経
電通の決算発表があった翌日の2月13日付の主要新聞朝刊(東京都内最終版)各紙を見ると、紙面での扱いの大きな差が出た。
「電通、一転最終赤字808億円 前期、のれん減損響く」
という4段ぶち抜きの見出しで、投資情報面のトップに扱ったのは、経済専門紙の日本経済新聞。さすがに2つもグラフを使って赤字転落の背景を、
「豪州で大口顧客を失い、中国では現地の広告会社との競争が激化、苦戦が続いている。また盛んに行ってきた海外企業のM&Aの評価損も計上する」 などと詳細に伝えている。
一方、一般紙はというと、どこも非常に地味な扱いだ。
「電通、初の営業赤字」
という、まったく同じ2段の見出しで、ともに経済面の下のほうに掲載したのは毎日新聞と読売新聞。朝日新聞と産経新聞は、経済面の情報ファイルコーナーの中で目立たないベタ記事。東京新聞に至っては、記事がなかった(ただし、オンライン版では共同通信配信の記事を掲載)。
「電通がなくなると、国民が困ることがあれば教えてください」
というわけで、日本経済新聞を除く主要新聞の報道ぶりには隔靴掻痒(かっかそうよう)の感が残ったが、インターネット上では電通に対する批判の声が高まっている。
多いのは「電通は解体して出直したほうがいい」という意見だ。
「ブラック企業の代表格で、あれだけ不祥事を重ねながら黒字を続けてこられたことに驚くばかりです。マスコミ界を裏で牛耳っているかどうかは知らないけど、独占禁止法で解体されればいいと思う」
「電通は潰れるべきだ。一度は解散させるべき。戦後レジウムからの脱却には、戦後のドサクサで急成長した企業はとにかく解散させ、現在の法制度に適応できる体制にリフォームすべきだ。日産もその一つだ。電通は存在自体が間違った企業に成り果てている」「そもそも広告『代理』店がここまで力を持つことが歪みきった仕組みです。一度解体して広告業界を再編したらいいです」
「近所のスーパーが閉店したら困るが、電通がなくなると僕たち一般国民が困ることがあれば教えてください。どうしても思いつかなくて、夜も眠れません」
「電通自体はスタートからして国策企業だ(編集部注:旧満州国の満洲国通信社)。オリンピックなどの巨大イベントを手掛けたり、国民感情をコントールしたりする機関として政府支援はあるだろうが、YouTubeに代表される縛られない発信力が電通の活動の邪魔になっている。これまではテレビやイベントを通じて面白いように世論を動かせたけど、もうネットの個人発言までは統制しきれない。本当に単なるCM制作やイベント制作会社になるしかないかもね」
「電通の赤字はテレビ業界の終焉の始まりだ」
赤字化の原因についても、さまざまな意見が飛び交った。特に多かったのは、「ブラックな企業体質」と、電通のビジネスモデルが現在のインターネットを中心とした商品・情報流通の流れに合わなくなっているという指摘だ。
「電通の『神の声』のごとき支配力は、既存メディアに対してしか通用しない。インターネットが世に出現して30年。ようやくそれが露呈してきたと言ったところか」
「もう広告は代理する時代じゃなくなっている。そもそも広告を見て新製品買いに行く人っている?」「電通の赤字はTVの終焉の前兆と見ている。今やコンテンツなんて多彩。1日中TV見なくてもネット系で情報はなんでも入る。スポンサーもYouTubeにシフトした方が堅い。要は下らない芸能人が増え過ぎたのと、放送コードの強化で番組が面白くなくなった。天下の電通とて視聴者をいつまでも甘く見ていると潰れるぞ」
「電通が得意としていた分野は新聞、テレビ広告。テレビならゴールデンタイムの時間帯、新聞各社の1面広告を長らく電通は牛耳ってきた。それこそが電通の源泉だった。しかし、インターネット広告に関しては完全に出遅れてしまった。数年前に自殺した新卒女性の所属部署こそが、まさにインターネット広告を担当するデジタル・アカウント部だった。彼女は、電通が一番弱い分野に回され、過酷なダメ出しを繰り返されて疲弊した。電通の赤字は今後も続くだろう」
「電通がテレビCMを抑えている以上、刃向うテレビ局など存在しない。ゴールデンタイムにCM出したい企業は、テレビ放映時間枠確保を電通に口利きさせている。テレビ局側も、美味しいCMをもらうために電通に尻尾を振り、夜昼なく接待している。しかし、広告塔としてのテレビ業界が斜陽業界になりつつある現在、これからの電通はダメだ。YouTube広告だとgoogleの許可さえ通ればいいだけだし、今やCMなんて安い動画ソフトでそんなに知識なくても簡単に作れる。広告代理店がなくても十分世間に広告できる」
「確かにテレビを見ていると、CMの企業がびっくりするほどショボイね。昔、田舎に行ってテレビを見ると、地元の商店なんかがCMやっていたが、今はキー局でもそれに近いものがある」「まあ、テレビ局もサブスクリプションなど、CMに頼らないビジネスモデルを目指しているし、ネット動画広告時代で参入障壁も下がっているから、今までの電通のやり方ではどんどん苦しくなっていくのだろうね」
「地下鉄で電通のID下げたまま乗っている人いますよ」
電通に限らず、既存のオールドメディアの崩壊の兆しだとする意見も多かった。
「新聞購読者も激減、民放視聴率も低迷。時代の変化に乗り遅れた会社の末路です。これからはマスコミの崩壊が加速するでしょう。政治家や有名人の子弟、一流企業経営者の子を人質に、世界有数の広告会社に上り詰めたビジネスモデルはもう限界。今から思えばブラック企業と言われるようになったのが、崩壊の始まりでした。虚業企業の典型の会社です」
「今、テレビの宣伝は多すぎる。番組を見ているのではなく宣伝を見ているようだ。パソコンのYouTubeのほうがオンデマンドで面白い。宣伝もカットできるし無駄な時間がない。もう、テレビを見る気がしなくなった」
電通と付き合いのある人々から、電通社員のタカビーな体質を問題視する意見も多かった。
「電通社員と仕事をしたことがある人間ならわかると思うが、半端ない上から目線は隠しようがない。赤字は今年度だけのものかもしれないが、あまりにも勘違いしている社員がこのまま増加の一途をたどるなら先行き怖いね」
「電通の若い社員を接客しますが、子どもが大人になったような方たちです。もともとの言語が違う感じです。ほかの業界では通用しないのではと、かわいそうになります」 「30年ぐらい前、私が大学生の時は、電通社員はモテモテで花形職業だった。今の時代の激変ぶりを痛感する。銀行も不人気業種になりつつありますね」
「いや、20年前もモテモテでしたよ。何度か合コンをしましたが、遊んでそうで、いけ好かない男性が多かったです」
「最近でも地下鉄で電通のID下げたまま乗っている人いますよ」
「私が学生の頃は、男女ともいいとこの子が多くて、『コネ通』と呼ばれていたね。親から仕事をもらって回すから、普通の子だった友人は自分が場違いだと言っていたな」
「地方では知名度がなくて、私はずっと電力会社かと思っていました」
最後に、そんな電通社員に対して、こんなエールの声を――。
「電通、終わりました。才能のある人は早く逃げて~」
(福田和郎)
(以上、引用)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
BY猪飼野
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