2019-03-12

シナリオ通りだった(?)米朝首脳会談が「決裂」

米朝首脳会談が「決裂」~失敗とマスコミは大発信。
マスコミの一色に染まる発信をしたら騙されている可能性を疑うべき。

原発手放して丸裸は危険で出来るはずのない北朝鮮
Vs.
原発完全に放棄で無いと制裁を再中止できないトランプ

だから、合意などできるはずがない。と思っていたらやっぱり「決裂」。
それなのに、マスコミは「決裂」予想外だったかの様に大騒ぎ?!
私は、『え~~っ』マスコミは合意が出来ると思っていたの?です。

何故?とも思っていたらこんな記事を見つけた。

なるほどね~~。しかし、外交の首脳は役者(騙し合い)ですね~~
♦◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

_105244646_e4321ebe-a33f-41ba-bd75-1f306aa334b6

http://agora-web.jp/archives/2037655.html アゴラより:

■米朝首脳会談「決裂」の裏側、僕はこう読む! 田原 総一朗

2月28日、世界の注目を集めた、米朝首脳会談が終わった。

前日の夕食会では、トランプ大統領と金正恩朝鮮労働党委員長は、和やかな雰囲気に終始した。お互いにほめそやす様子すら見られた。それだけに、妥結が期待された。しかし、合意には至らなかった。メディアは、こぞって「決裂」と報じている。

トランプ大統領は会談後の会見で、「(金正恩委員長は)制裁解除を求めている。(寧辺の核施設は)非常に大きな施設だが、それだけでは十分ではない」と答えている。つまり、金正恩委員長は寧辺の核施設を解体する用意があり、完全廃棄の条件として、制裁の完全解除を求めたのだ。

だがアメリカは、ほかにも少なからぬ核関連施設があることを、把握していた。そして、それらすべての施設を廃棄するという決意を、金正恩委員長は示さなかった。だから、合意とはならなかったのだ。

多くのメディアは、金正恩委員長が、アメリカの意図を読み違えたと報じている。「寧辺の核施設を廃棄すれば、制裁を完全解除してくれるだろう」と考えていたというのだ。

しかし、金正恩委員長にしても、これが無理筋だということはわかっていたはずだ。それにもかかわらず、なぜこのような要求をしたのか。

また、トランプ大統領にしても、このような到底無理な要求をされ、席を立たねばならなかったのなら、金正恩委員長に対してもっと怒りや批判があっていいはずだ。しかし、会談後も、金正恩委員長のことを相変わらずほめちぎり、良好な関係をアピールしている。

さらにトランプ大統領は、「制裁を強化するのか」という質問に対して、「北朝鮮には、多くの素晴らしい人びとがいるし、彼らは生活をしていかなければならない。正恩氏を知って、私の姿勢は大きく変わった」と答えた。国民を苦しめるようなことはしたくないと、制裁強化を否定しているのだ。ポンペオ国務長官も、「最終的にはよい結果を得られる。もっと踏み込む必要はあるが、その準備はできている」と、楽観視していた。

トランプ大統領は、前代未聞の北朝鮮首脳との会談を行ったこと、そして自分でなければ北朝鮮の「非核化」は実現しないことを、繰り返し繰り返し強調している。歴代のアメリカ大統領がなし得なかったことだ、と。

これはつまり、非核化のために会談を続けなければいけない、そのためには、「大統領は自分でなければならない」と、国民に再選を訴えているのだ。

一方、金正恩委員長も、自分と会談をしてくれるトランプ大統領に、次の選挙でも勝ってもらい、大統領でい続けてもらわねばならない。

再選が危ういトランプ大統領。そんなトランプ大統領を頼みにする金正恩委員長。ふたりの思惑が一致したのだ。だから、今回はあえて妥結せず、協議を継続するということにしたのではないか、と僕は読む。

<以上引用>~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

by猪飼野

List    投稿者 dairinin | 2019-03-12 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kanekashi.com/blog/2019/03/6129.html/trackback


Comment



Comment