ロシアの新通貨構想/セルゲイ・グラジェフの金融システム
8日、習近平が突如サウジを訪問、石油取引を人民元を決済通貨として使うことを合意。
中露によるドル覇権解体は着々と進んでいる。今年6月の第14回BRICSサミットでプーチンが発表した新たな国際基軸通貨構想。
~中露主導の拡張BRICSによる経済圏構築、新国際決済通貨(バスケット通貨)導入へ~ロシアの通貨構想の中核立案者であるセルゲイ・グラジェフに関する記事について、
以下紹介します。要点は
・共通の幸福を高めるという目標に、社会の様々な階層を団結。
・参加国の通貨インデックスに基づく新しい合成取引通貨を基盤とした、欧米日の債務マネーからの解放である。
・第3段階で新しいデジタル決済通貨が創設
・通貨バスケットにおける各通貨の比重は、各国のGDP(購買力平価ベース)、国際貿易におけるシェア、参加国の人口や領土の広さに比例させることができる。
・さらに、金などの貴金属、主要な工業用金属、炭化水素、穀物、砂糖、水などの天然資源など、取引所で取引される主要な商品の価格指数をバスケットに含めることが考えられる。
・この新しい通貨は、国境を越えた支払いにのみ使用され、あらかじめ決められた計算式に基づいて参加国に発行される。
耕助のブログ より以下引用
ロシアのセルゲイ・グラジエフ、新しい世界の金融システムを紹介する
世界の新しい通貨システムはデジタル通貨に裏打ちされ、新しい外国通貨と天然資源のバスケットによって支えられるだろう。そしてこれは欧米の債務とIMFによる緊縮財政からグローバル・サウスを解放するだろう。
by Pepe Escobar
ロシアを代表する経済学者セルゲイ・グラジエフは、西側が支配する世界の通貨・金融システムの全面的な見直しが進行中だという。そして世界の新興国はそれを支持している。
セルゲイ・グラジエフは、現在の地政学的・地理経済的な台風の目の人物である。世界で最も影響力のある経済学者の一人で、ロシア科学アカデミーの会員であり、2012年から2019年までクレムリンの元顧問だった彼は過去3年間、ユーラシア経済連合(EAEU)の統合・マクロ経済担当大臣{1}としてモスクワの超戦略的ポートフォリオを率いている。
グラジエフの最近の知的生産物は、彼のエッセイ「制裁と主権」{2}に象徴されるようにまさに変革的なものだったし、ロシアのビジネス誌のインタビューにおいて新たに出現した地政学的パラダイムについて広範に議論している{3}。
また、最近の別のエッセイ{4}でグラジエフは次のようにコメントしている。
私はザポリージャ(南ウクライナ)で育ったが、その近くでは、私の小さな祖国には存在しなかったウクライナのナチスを撲滅するための激しい戦闘が行われている。私はウクライナの学校で学び、ウクライナの文学と言語をよく知っている。それは科学的な観点から言えばロシア語の方言である。ウクライナの文化にロシア恐怖症のようなものは見当たらない。ザポリージャでの17年間の生活で、私は一人のバンデラ主義者にも会ったことがない。
グラジエフは、忙しいスケジュールの合間を縫ってこれから始まる「グローバル・サウス」に焦点をあてた対話の最初の質問に丁寧に答えてくれた。これは、「オペレーションZ」開始以来、初の海外メディアとの対談となる。Alexey Subottinによるロシア語・英語翻訳に感謝する。
The Cradle: あなたは、まもなく草案がまとまる予定のユーラシア経済連合(EAEU)と中国の連合による新しい通貨/金融システムの設計という、今までの流れを変える地政学的発展の最前線にいます。確かにこれはブレトン・ウッズその3ではありませんが、ワシントン・コンセンサスに代わる明確な選択肢であり、「グローバル・サウス」が必要とするものに非常に近いと思われます。このシステムの特徴を紹介していただけますか。
グラジエフ:ロシア恐怖症のヒステリーの中で、米国の支配的エリートはロシアに対するハイブリッド戦争で最後の「切り札」を使いました。欧米の中央銀行が保有するロシアの外貨準備を「凍結」することで、米国、EU、英国の金融当局はドル、ユーロ、ポンドの世界基軸通貨としての地位を揺るがしたのです。この措置はドルを基軸とする経済的世界秩序の解体を急激に加速させました。
10年以上前、アスタナ経済フォーラムで同僚と私は参加国の通貨インデックスに基づく新しい合成取引通貨を基盤とした新しい世界経済システムへの移行を提案しました。その後私たちは、約20のコモディティ上場投資信託を追加して、基礎となる通貨バスケットを拡大することを提案しました。このような拡張されたバスケットに基づく通貨単位は数学的にモデル化され、高い弾力性と安定性が実証されました。
ほぼ同じ時期我々は、米国の金融・権力エリートが世界支配をめぐり圏外の国々に放ったハイブリッド戦争に抵抗する、幅広い国際連合を作ることを提案しました。
2016年に出版した拙著『最後の世界大戦:動いて負けるアメリカ』は、この来るべき戦争の本質を科学的に説明し、それが避けられないことを主張しました—その結論は長期経済発展の客観的法則に基づくものです。同じ客観的法則に基づき、この本は旧支配国の敗北の必然性を論じています。
現在、米国はその支配を維持するために戦っていますが、かつて英国が2つの世界大戦を引き起こしたものの、植民地経済システムの陳腐化によって帝国と世界の中心的地位を維持できなかったのと同様に、失敗することが運命づけられています。奴隷労働に基づく英国の植民地経済システムは、米国とソ連の構造的により効率的な経済システムに追い抜かれました。米国もソ連も、垂直統合型のシステムで人的資本を管理することに長けており、世界をそれぞれの勢力圏に分割しました。ソ連邦の崩壊後、新しい世界経済秩序への移行が始まりました。この転換は、今まさに終結の時を迎えようとしています。米国の世界支配の基盤であったドルを基軸とする世界経済システムの崩壊が目前に迫っているのです。
中華人民共和国とインドで生まれた新しい収斂型経済システムは、中央集権的な戦略計画と市場経済の両方、および通貨と物理的インフラの国家管理と企業家精神の両方の利点を組み合わせた、次の必然的な発展段階です。この新しい経済システムは、アングロサクソンやヨーロッパの代替案よりも実質的に強力な方法で、共通の幸福を高めるという目標の周りに彼らの社会の様々な階層を団結させました。これが、ワシントンが始めたグローバルなハイブリッド戦争でワシントンが勝つことができない主な理由です。これはまた、現在のドル中心の世界金融システムが、新しい世界経済秩序に参加する国々のコンセンサスに基づく新しいものに取って代わられる主な理由でもあります。
移行の最初の段階では、これらの国々は自国通貨と二国間通貨スワップに裏打ちされた決済メカニズムを使用することに戻ります。この時点では、価格形成はまだほとんどがドル建ての様々な取引所での価格によって行われています。この段階はほぼ終了です。ロシアのドル、ユーロ、ポンド、円の外貨準備が「凍結」された後、どの主権国家もこれらの通貨での外貨準備を継続することはないでしょう。その代わりとなるのは、自国通貨と金になります。
移行の第2段階は、ドルを参照しない新しい価格設定メカニズムが必要になるでしょう。自国通貨での価格形成はかなりの間接費を伴います。 しかし、ドル、ポンド、ユーロ、円のような「固定されていない」危険な通貨で価格を設定するよりは、まだ魅力的でしょう。残る唯一の世界通貨候補である人民元は、その換金性のなさと中国資本市場への外部アクセスの制限から、その座を奪うことはないでしょう。価格基準としての金の使用は、支払いに使うには不便であるという制約があります。
新経済秩序移行の最終段階である第3段階では、透明性、公平性、親善性、効率性の原則に基づく国際的な合意によって、新しいデジタル決済通貨が創設されることになります。この段階では我々が開発した通貨単位のモデルが活躍すると思います。このような通貨はBRICS諸国の通貨準備高をプールして発行することができ、関心を持つすべての国が参加することができます。通貨バスケットにおける各通貨の比重は、各国のGDP(購買力平価ベース)、国際貿易におけるシェア、参加国の人口や領土の広さに比例させることができます。
さらに、金などの貴金属、主要な工業用金属、炭化水素、穀物、砂糖、水などの天然資源など、取引所で取引される主要な商品の価格指数をバスケットに含めることが考えられます。この通貨の裏付けと弾力性を高めるために、いずれ関連する国際資源備蓄を設けることができます。この新しい通貨は、国境を越えた支払いにのみ使用され、あらかじめ決められた計算式に基づいて参加国に発行される予定です。参加国はその代わりに信用創造のために自国通貨を使い、自国の投資や産業、政府資産準備のための資金調達を行います。資本収支のクロスボーダー・フローは、引き続き各国の通貨規制によって管理されることになります。
The Cradle:マイケル・ハドソンは、もしこの新しいシステムがグローバル・サウスの国々に対してドル建て債務の停止を可能にし、支払い能力(外国為替)に基づくものなら、この新システムは、原材料や、中国の場合は、外国の非ドル建て融資でまかなわれた資本インフラへの具体的な出資と結びつけることができるのだろうかと尋ねていたが、どうなのですか?
グラジエフ:新しい世界経済秩序への移行は、ドル、ユーロ、ポンド、円での債務の履行を組織的に拒否することを伴う可能性が高いでしょう。この点では、イラク、イラン、ベネズエラ、アフガニスタン、そしてロシアの外貨準備を何兆ドルも盗んでもよいと考えたこれらの通貨発行国が示した例と何ら変わりはないでしょう。米国、イギリス、EU、日本は義務を果たすことを拒否し、自国通貨で保有する他国の富を没収したのですから、なぜ他国が返済や融資の義務を負わなければならないのでしょうか?
いずれにしても新しい経済システムへの参加は、古い経済システムでの義務に制約されるものではありません。グローバル・サウスの国々はドル、ユーロ、ポンド、円での累積債務に関係なく、新システムに完全に参加することができます。仮に、これらの通貨での債務が不履行になったとしても、新金融システムでの信用度には全く影響しません。また、資源採掘産業が国有化されても、混乱は生じません。さらに、これらの国が新経済システムの裏付けとして天然資源の一部を備蓄すれば、それに応じて新通貨単位の通貨バスケットにおけるそれぞれのウェイトが高まり、その国の通貨準備高と信用力はより大きくなります。また、貿易相手国との二国間スワップラインは、共同投資や貿易金融のための十分な資金を提供することができます。
The Cradle:あなたは最新のエッセイ『ロシア勝利の経済学』{5}の中で、「新しい技術パラダイムの加速的形成と新しい世界経済秩序の制度形成」を呼びかけておられます。いくつかの提言の中で、具体的にEAEU加盟国の通貨による決済システム」の構築と、「EAEU、上海協力機構(SCO)、BRICSにおける独立した国際決済システム」の開発・導入を具体的に提案され、これで米国が支配するSWIFTシステムへの重大な依存を排除することができるとしています。EAEUと中国が共同で、SCO加盟国、他のBRICS加盟国、ASEAN加盟国、また西アジア、アフリカ、ラテンアメリカの国々に新システムを売り込もうとすることは可能でしょうか。そして、その結果、西側対それ以外という二極化した地政学的経済が生まれるのでしょうか。
グラジエフ:確かにそれが我々の向かう方向です。残念なことにロシアの通貨当局は、外貨準備を西側に奪われた後も、依然としてワシントンのパラダイムに属し、ドルベースのシステムのルールに則っています。一方、最近の制裁措置は、他の非ドル圏の国々に大きな反省を促しました。西側の「影響力のあるエージェント」が依然としてほとんどの国の中央銀行を支配していて、IMFが規定する自殺行為のような政策を適用することを強要しています。しかし現時点でのこうした政策は、これら非西側諸国の国益に明らかに反しているため、当局者は金融安全保障について正当な懸念を募らせています。
新しい世界経済秩序の形成において、中国とロシアが中心的な役割を果たす可能性があることをあなたは正しく指摘されています。残念ながら、現在のロシア中央銀行(CBR)の指導者は、ワシントン・パラダイムの知的袋小路に閉じこもったままであり、新しい世界経済・金融の枠組みを創り出すための創設パートナーとなることができないでいます。同時に、CBR は既に現実を直視し、SWIFT に依存しない銀行間メッセージングの国内システムを構築し、外国の銀行にも開放しなければならなくなりました。主要参加国との間では、すでにクロスカレンシー・スワップラインが設定されています。EAEU加盟国間の取引のほとんどはすでに自国通貨建てであり、国内貿易における自国通貨のシェアは急速に拡大しています。
中国、イラン、トルコとの貿易でも同様の移行が行われています。インドも同様に自国通貨での支払いに切り替える用意があることを示唆しました。自国通貨建て決済のための決済メカニズム開発には多くの労力が費やされています。これと並行して、金やその他のコモディティ上場投資信託である「安定コイン」(仮想通過)に連動したデジタルなノンバンク決済システムを開発する取り組みも進行中です。
最近の米国と欧州の銀行ルートに対する制裁措置により、こうした取り組みが急速に進んでいます。新しい金融システムに取り組む国々は、新しい貿易通貨の枠組みの完成と準備を発表するだけで、そこから新しい世界金融秩序の形成過程がさらに加速されることになるでしょう。それを実現するためには、SCOやBRICSの定例会議で発表するのがベストです。私たちはそのための作業を行っています。
The Cradle:これは西側諸国の独立系アナリストたちの議論において絶対的に重要な問題でした。ロシア中央銀行はロシアの金生産者に、ロシア政府や中央銀行が支払うよりも高い価格を得るために、ロンドン市場で金を売るように助言していたのでしょうか? 米ドルに代わる新たな通貨が主に金をベースにしたものでなければならないことを、全く予期していなかったのでしょうか?今回のことをどう評価しますか?短期的、中期的にロシア経済にどれだけの実質的なダメージを与えましたか?
グラジエフ:IMF の勧告に沿って実施されたロシア中央銀行の金融政策は、ロシア経済にとって壊滅的な打撃と なりました。外貨準備高約4,000億ドルの「凍結」と、オリガルヒが経済から吸い上げた1兆ドル超の西側オフショアへの流出という複合的な災害は、過度に高い実質金利と管理変動相場制という、同様に悲惨なCBRの政策を背景にして発生したものです。その結果、約20兆ルーブルの投資不足と約50兆ルーブルの生産不足が発生したと推定されます。
ワシントンの勧告に従ってロシア中央銀行は過去2年間、金の購入を停止し、事実上、国内の金鉱夫に生産量の全額を輸出させ、その量は500トンに上りました。最近になって、この過ちとそれがもたらした害は非常に明白になっています。現在、ロシア中央銀行は金の購入を再開しており、過去10年間のように国際的な投機家の利益のために「インフレ目標」を設定するのではなく、国民経済の利益のために健全な政策を継続することが期待されます。
The Cradle:米国連邦準備制度理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)は、ロシアの外貨準備の凍結について相談を受けていませんでした。ニューヨークやフランクフルトはもし相談があれば反対しただろうと言われています。あなたは個人的に凍結を予想していましたか?また、ロシアの指導者はそれを予想していたのでしょうか。
グラジエフ:すでに紹介した拙著『最後の世界大戦』は、2015年の時点で出版されたものですが、いずれそうなる可能性が非常に高いと論じています。このハイブリッド戦争では、経済戦争と情報戦・認知戦が重要な戦場となります。この両戦線において、米国とNATO諸国は圧倒的な優位に立っており、いずれこれをフルに活用することに私は何の疑いも持ちませんでした。
私は、長い間、外貨準備のドル、ユーロ、ポンド、円を、ロシアで豊富に産出される金に置き換えることを主張してきました。残念ながら、西側のエージェントが中央銀行、格付け会社、主要出版社で重要な役割を担っているため、私の考えは封じこめられてきました。例えば、FRBとECBの高官が反ロシア金融制裁の策定に関与していたことは間違いありません。これらの制裁は一貫してエスカレートしており、EUにおける官僚的な意思決定の難しさはよく知られていますが、ほぼ即座に実施されています。
The Cradle:エルビウリナ氏がロシア中央銀行総裁に再任されました。彼女のこれまでの行動と比較して、あなたならどのように違うことをやりますか?その異なるアプローチに関わる主な指針は何ですか?
グラジエフ:私たちのアプローチの違いは非常にシンプルです。彼女の政策はIMFの勧告とワシントン・パラダイムのドグマをオーソドックスに実行したものであり、私が推薦することは、過去100年間に先進国で蓄積された科学的方法と実証的証拠に基づくものです。
The Cradle:ロシアと中国の戦略的パートナーシップは、プーチン大統領と習近平国家主席自身が常に再確認しているように、ますます鉄壁のものとなっているようです。しかし西側諸国だけでなく、ロシアの一部の政界でも、この戦略的パートナーシップに反対する声が上がっています。この極めて微妙な歴史的岐路において、中国はロシアのオールシーズンの盟主として、どれほど信頼できるのですか。
グラジエフ:ロシアと中国の戦略的パートナーシップの基盤は、常識と共通の利益、そして数百年にわたる協力の経験です。米国の支配的エリートは、世界における覇権的地位を守るために中国を主要な経済的競争相手、ロシアを主要な対抗勢力として、グローバルなハイブリッド戦争を開始しました。当初、米国の地政学的な努力は、ロシアと中国の間の対立を作り出すことを目的としていました。西側の影響力のあるエージェントは、我々のメディアで外国人嫌いの考えを増幅させ、自国通貨での支払いに移行する試みを妨害していたのです。また中国側では、西側の影響力のあるエージェントが米国の利益の要求に沿うように政府を動かしていました。
しかしロシアと中国の主権的利益は、ワシントンから発せられる共通の脅威に対処するために、戦略的パートナーシップと協力を拡大することに論理的につながりました。米国の対中関税戦争と対露金融制裁戦争は、こうした懸念を裏付けるものであり、両国が直面している明確かつ現在の危機を示すものです。生存と抵抗という共通の利益が中国とロシアを結び付けており、両国は経済的に大きく共生しています。互いの競争上の優位性を補完し、高めているのです。このような共通の利益は、長期にわたって持続するでしょう。
中国政府と中国国民は、日本の占領からの祖国の解放と戦後の中国の工業化においてソ連が果たした役割をよく覚えています。両国は戦略的パートナーシップのための強固な歴史的基盤を有しており、共通の利益のために緊密に協力する運命にあります。一帯一路とユーラシア経済連合の結合によって強化されるロシアと中国の戦略的パートナーシップは、プーチン大統領のプロジェクトである大ユーラシアパートナーシップの基礎となり、新しい世界経済秩序の核となることを期待しています。
Links:
{1} http://www.eurasiancommission.org/en/act/integr_i_makroec/Pages/director.aspx
{2} https://rentry.co/sanctions-and-sovereignty
{3} https://thesaker.is/events-like-these-only-happen-once-every-century-sergey-glazyev/
{5} https://www.stalkerzone.org/the-economics-of-the-russian-victory/
引用以上
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