「IS指導者をやっつけたぞ」とトランプが自慢!
トランプが発表した「IS指導者をやっつけた」は本当か?
アメリカの雑誌ニューズウィーク誌は27日日曜、匿名のアメリカ国防総省(ペンタゴン)高官の話として、「26日土曜日に行われた作戦で、アメリカ軍のヘリコプターは、シリアのイドリブ北西部でテロ組織ISISの指導者を殺害した」と報じました。
ロシア政府報道官は、アメリカ当局者によるテロ組織ISISの指導者を殺害したという主張を認めない、としました。
パホーマンスが多いトランプですが、来年の選挙に向けての演出と見え見えです。
アメリカ国民は、それでも騙されてしまうと思っているのでしょう。
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■イラン大統領府長官、「ISIS指導者殺害は、来年の米大統領選挙戦と関係あり」
parstoday https://parstoday.com/ja/news/iran-i56584 より
• イラン大統領府のヴァーエズィー長官
イラン大統領府のヴァーエズィー長官が、アメリカは、テロ組織ISISの創設者であるとし、「今回のISIS指導者殺害作戦の実施は、来年のアメリカ大統領選挙戦と決して無関係ではない」と語りました。
ヴァーエズィー長官は28日月曜、テロ組織ISISの指導者、アブーバクル・アルバグダディ容疑者の死亡に反応し、「今や、ISISという名の事物は存在しておらず、また同組織とつながりのあるテロ組織は非常に弱まり、動きも小さくなっている。そこで、アルバグダディとテロ組織アルカイダの指導者ビンラディンの両人物が、アメリカの大統領選を前になぜ殺害され、このことが大統領選での勝利の切り札として使われるのか、という疑問が浮上している」と述べています。
また、イラクとシリアでのISISの敗北にも触れ、「いずれの国によるテロ対策も、正当である。だが、アメリカの政府関係者も認めるように、ISISはアメリカ自身が結成したもので、アメリカの利益のために地域で無差別テロや戦争に熱を上げていた間、アメリカの支援を受けていた」としました。
アメリカのトランプ大統領は今月27日、シリア北西部でアルバグダーディが死亡したことを明らかにしています。
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by猪飼野
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