アメリカの世界支配システムが崩壊し始めている。
アメリカ軍はソ連からの軍事圧力に対応する為に,NATOを編成し、日米韓軍事同盟を組んで対応してきた。
しかしソ連が崩壊し、今やロシアは欧州の天然ガス供給国となり、実質に欧米の敵対国でなく成った。(=NATOの存在意義がなくなっている)
また、アメリカがNATOや日米間軍事同盟で、軍隊にお金をかけて置く資金力がなく成った。
つまり、軍事力に資金を投下することで、世界の警察だと云い中東の石油はじめ世界中の紛争に介入して、傀儡政権を作るなどして、今までは金儲け話に仕上げる事が出来た。
世界通貨である事を独占したドル通貨、石油利権を独占、軍事産業で兵器を売りつけるなど、世界支配で大儲けできていたのだ。
これらすべてが、成立しなくなる時代に変わり始めたのだ。
アメリカ軍が、もうけに繋がらなく成ってきたのだ。
NATO事務総長は、「アメリカさん、もうすこしNATOに留まっててね」と祈願しているよ!!(=すでに、NATOは崩壊している!!)
と、実質上、NATOを脱退してる「トルコ」のTRT放送局が発信している。
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ストルテンベルグNATO事務総長、「米はNATOに留まり続けると確信」
北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長が、アメリカがNATOに留まり続けることを確信していると述べた。TRTNETより
https://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2019/08/06/sutorutenberugunatoshi-wu-zong-chang-mi-hanatoniliu-marisok-kerutoque-xin-1248963
ストルテンベルグ事務総長はニュージーランドで声明を発表し、アメリカがNATOに留まり続けることを確信しており、組織としてそのような可能性はないため、それに向けた準備はしていないと述べた。
アメリカのNATOへの残留をアメリカもNATOも支持していると強調したストルテンベルグ事務総長は、アメリカはヨーロッパに駐留する軍を拡大してそれを実証したと話した。
ストルテンベルグ事務総長は、アメリカのドナルド・トランプ大統領がNATOの他の加盟国に対し、同盟にさらなる貢献をするよう呼びかけたことは、見返りを受けるだろうと語った。
ニューヨークタイムズ紙は、トランプ大統領は2018年に上級顧問とNATOからの脱退を何度も議論したと報じていた。
(2019年8月6日)
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by猪飼野
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