2016-08-30

金貸し支配の構造④ ロスチャイルドの金主様:ヘッセン家

<ヘッセンの国章>

<ヘッセンの国章>

初回記事の金貸しの奥の院は誰か?の分析に基づき、黒い貴族とは具体的にはどのような一族なのか?を見ていく。今回は、ロスチャイルドの金主様であるヘッセン家を取り上げる。

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●ヘッセン家

■1534年・・・イエズス会設立
■1744-1812年・・・マイアー・アムシェル・ロートシルト(ロスチャイルド)

>陰謀論ではロス茶を世界の帝王とする風潮があるが、イエズス会に比べれは新興のロス茶などは番頭格に過ぎない。「真の黒幕」を炙り出すには少なくともバチカン設立のローマ時代まで遡らないと分からないのかもしれない。

奥の院はやはり欧州貴族なのだろう。その候補の1つがヘッセン=カッセル方伯家。ロス茶の祖マイアー・アムシェル・ロートシルトは古銭収集の趣味を通じてフランクフルト近くのハーナウの宮殿の主であるヘッセン=カッセル方伯家皇太子ヴィルヘルムを顧客に獲得し、1769年にはその宮廷御用商人に任じられたという経緯があるからだ。

>ここから転機が始まるが、最初は僅かな額の為替手形割引(現金化)する仕事だけだった。1789年にはロスチャイルド家もヘッセン・カッセル方伯家の正式な金融機関の一つに指名されるに至り、その対外借款の仕事に携われるようになった。

フリーメーソンに潜入させた工作員がイルミナティー。このイルミナティーがコミュニストと名を変え、世界中へ革命と戦争を生み出している。またイルミナティーはタクシスのオカルト部門でもるという。タクシス家とはオーストリア皇帝の専属郵便会社を作った貴族で、世界中の情報を握ると言われ諜報を得意とする。トウーレ協会とはタクシスそのもの。資金難にあったタクシス家にロスチャイルドから融資させ、彼をヘッセン陣営に取り込だことから、奥の院はヘッセン家となる。

となると支配構図はこうなる、、、

■ヘッセン-イエズス会-バチカン-英国-IRS-米国
■ヘッセン-ロスチャイルド-シフ-ロックフェラー-FRB

奥の院?ヘッセン家>より引用

 

ヘッセン家は中央ドイツのヘッセン地方を支配する王侯貴族で、ヘッセン家とヴェルフ家は9世紀から姻戚関係にある。
リンク>参照

その出自は神話レベルの話ということで定かではないが、ヴェルフ家の出自が「黒い貴族」である可能性があり、ヘッセン家とヴェルフ家が姻戚関係にあることから推測すると、ヘッセン家もまた黒い貴族の系譜に属していると考えられる。
前回記事>参照

※イエズス会を設立したのはサヴォイ家と言われており、上記引用記事の「ヘッセン-イエズス会-バチカン-英国-IRS-米国」との支配構図は、根っこを辿ればサヴォイ家に行き着く。(サヴォイ家とヘッセン家の関係は追求課題。上記引用記事の説が正しければ、サヴォイ家が設立したイエズス会に後からヘッセン家が相乗りした?)

注目点は、ロスチャイルドの出自がヘッセン家の御用商人に任じられたことにあるという点だ。前回記事で、現代にいたるロスチャイルド(→ロックフェラー)の米国支配の礎を築いた元締めがヴェルフ家だったという分析をしたが、より正確には、ヴェルフ家とヘッセン家の金主連合がロスチャイルドの主人として、米国支配を裏で操ってきたとみるべきだろう。

イタリアのフリーメイソンに対抗する形でイギリスのイルミナティが組織化されているが、その仕掛け人がヴェルフ家→ヘッセン家→ロスチャイルド陣営であったことを考えると、ヴェルフ家とヘッセン家は連合関係にあったと考えられる。

 

 

List    投稿者 yukitake | 2016-08-30 | Posted in 05.瓦解する基軸通貨No Comments » 

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